渋谷のライブハウス。歓声を受けステージに上がるミュージシャンのヤット。ヤットにカメラを向けるフォトグラファーのタクマ。タクマの元恋人であるユミカ。高校時代から友人関係を築いてきた三人は、お互いに複雑な感情を抱いていて…。 メガホンを取ったのは、大林宣彦監督もその才能を絶賛した弱冠26歳の新星・中村祐太郎。『太陽を掴め』は待望の劇場デビュー作であり、「音楽」を題材に都会に生きる若者たちの群像にスポットを当てた、新境地というべき作品に仕上がっている。監督の新たな挑戦を支えるべく、撮影の鈴木一博、録音の山本タカアキら、日本映画界を牽引するベテラン陣も参加。劇伴は、『味園ユニバース』『モヒカン故郷に帰る』などの日本を代表するトラックメイカー 池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)が担当し、物語に寄り添うエモーショナルな楽曲を提供している。


ヤット役には、『ディストラクション・ベイビーズ』 『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など話題作へ立て続けに出演し、ファッションアイコンとしても注目を集める吉村界人。エネルギッシュで、不器用すぎるほどストレートな、自身の想いが込もったキャラクターを体現している。タクマ役には、TVドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」などで人気沸騰中の若手実力派俳優 浅香航大。ヒロインのユミカ役に、今年だけで6本以上の出演作が公開されるなど今最も期待される若手女優 岸井ゆきの。さらに、吉村界人とプライベートでも親交の深い柳楽優弥が友情出演。僅かな登場シーンながら圧倒的な存在感を放っている。 今しかない、熱量に満ちた新世代の日本映画が完成。クライマックス、スクリーンを突き破るような吉村界人の<激唱>は、吐き出せない想いを抱えるすべての人々に贈る賛歌である。













渋谷のライブハウス。場内は熱気に溢れ、楽屋ではヤット(吉村界人)がステージに向かう準備をしている。
ユミカ(岸井ゆきの)とタクマ(浅香航大)はその上の階、ひと気のないフロアで親密そうに話をしている。バンドの音色が漏れ聞こえてくる。もうすぐライブが始まろうとしている。
ヤットがステージに立つ。叫ぶような歌声が、鳴り響くーー。

元子役で現在はミュージシャンとして活動しているヤット、フォトグラファーのタクマ、タクマの元恋人であるユミカ。
三人は、高校時代の同級生。


タクマが撮る写真は評判よくヤットの人気に繋がっている。
一方で、ヤットはユミカに想いを寄せており、タクマに対して複雑な感情を抱いていたのだった。ユミカもまたヤットのことを気に掛けつつ、タクマとあやふやな関係を続けていた。
タクマがサラ(三浦萌)と家に戻ると、プル(森優作)が上がりこんでいた。
タクマは、ハッパのブローカーという裏の仕事に手を出しており、ハッパに依存しているサラとプルはしばしばタクマの部屋で狂乱の夜を過ごしていた。

ある日、そこにユミカも訪れて…。






吉村界人(よしむら・かいと)
1993年2月2日生まれ、東京都出身。
『ポルトレ -PORTRAIT-』(14)で映画主演デビュー。 以降、多数の映画、ドラマ、CMに出演。主な作品に、映画『百円の恋』(15)、『いいにおいのする映画』(15)『ディストラクション・ベイビーズ』(16)『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(16)など。今後『獣道』(内田英治監督/2017年公開予定)など、多数の話題作の公開を控える注目の若手俳優。

浅香航大(あさか・こうだい)
1992年8月24日生まれ。神奈川県出身。
「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(CX)で連続ドラマデビュー。
映画『桐島、部活やめるってよ』(12)映画『悪の教典』(12)やNHK連続テレビ小説「マッサン」(14~15)、舞台「AZUMI 幕末編」(15)、映画『俳優 亀岡拓次』(16)、映画『桜ノ雨』(16)など話題作に多数出演。ドラマ「僕のヤバイ妻」(CX系)と、ドラマ「奇跡の人」(NHK BS
プレミアム)に出演。高い演技力で注目を集める若手実力派俳優。

岸井ゆきの(きしい・ゆきの)
1992年2月11日、神奈川県出身。
岩井秀人、前田司郎、福原充則、山内ケンジをはじめ注目の演出家による演劇作品で経験を重ね、舞台、映像と活躍の場を広げる若手演技派女優。最近の主な出演作に、映画『友だちのパパが好き』(15)、『ピンクとグレー』(16)、『森山中教習所』(16)など。主演映画『おじいちゃん、死んじゃったって』は2017年公開予定。TVでは、「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS)、大河ドラマ「真田丸」(NHK)などに出演。

三浦萌(みうら・もえ)
1992年12月16日生まれ、福島県出身。
雑誌の専属モデルを経て、『嫌われ松子の一生』(05)でスクリーンデビュー。主な出演作に、『TOKYO CITY GIRL(EPISODE 5「EAST END」)(15)、舞台「男たちの楽園」(志真健太郎 演出)、輪入道「覚悟決めたら」MVなど。公開待機作に『新宿スワンⅡ』(園子温監督/2017年1月21日公開予定)がある。

森優作(もり・ゆうさく)
1989年12月4日生まれ、大阪府出身。
『「また必ず会おう」と誰もが言った。』(13)でデビュー。『野火』(15)にて新兵・永松役に抜擢され、第30回高崎映画祭最優秀新人男優賞などを受賞。他『シン・ゴジラ』(16)に出演。

松浦祐也 (まつうら・ゆうや)
1981年4月14日生まれ、埼玉県出身。
主な出演作に、『マイ・バック・ページ』(11)、『ローリング』(15)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16)、舞台・ポツドール『夢の城』(12)など。「MOOSIC LAB 2015」パンフレットにおいて中村祐太郎監督『雲の屑』へ寄稿した縁で本作に参加。

古舘寛治(ふるたち・かんじ)
1968年3月23日生まれ、大阪府出身。
平田オリザ主宰の劇団青年団と松井周主宰の劇団サンプルに所属。舞台をベースにTVドラマや映画に多数出演。近年の代表作に、『マイ・バック・ページ』(11)、『キツツキと雨』(11)、『歓待』(11)、『ほとりの朔子』(13)、『下衆の愛』(16)、『太陽』(16)、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)『淵に立つ』(16)など。今秋、マキノノゾミ作の舞台『高き彼物』で初演出に挑んだ。

内田淳子 (うちだ・じゅんこ)
1967年11月7日生まれ、石川県出身。
立命館大学文学部卒業後、時空劇場結成に参画し、主演女優として活躍。2003年には、京都市芸術文化特別奨励者に認定された。2016年は、舞台・壁ノ花団『水いらずの星』(松田正隆 作/水沼健 演出)、『ルーツ』松井周 脚本/杉原邦生 演出・美術)に出演。映画の出演作に『アレノ』(15)など。

柳楽優弥 (やぎら・ゆうや)
1990年3月26日生まれ、東京都出身。
『誰も知らない』(04)にて第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本史上最年少で受賞。「海辺のカフカ」(12/蜷川幸雄演出)で舞台初主演を務める。『合葬』(15)『ピンクとグレー』(16)『ディストラクション・ベイビーズ』(16)などに出演。公開待機作に『銀魂』(福田雄一監督/2017年公開予定)など。


















COMMENTS

 

いつか置いてきた、 もう味わいたくないあの気持ちを。寂しさの叫びが僕を掴んで離さない。あついぜ。 

高良健吾(俳優)

 

音楽と深い関係にある映像作品が特に自分の好みでもあるので、この映画はとても楽しかったです。驚異的とも言える吉村界人の原石としてのギラつきがストーリーラインとも合致し、想像以上のオリジナルな世界観を生み出していました。 

UVERworld TAKUYA∞(ミュージシャン)

 

募りに募った恋心の、行き場のなさに発狂するヤットの姿にー吉村界人が体現する喜怒哀楽の激しさにー切ないほどの純粋さをみて、ラスト、「声で泣く」恋の台詞にモッテカレタ。

LiLy (作家)

 

学生時代からタッグを組む中村(監督)と木村(脚本)が作る映画はどれも熱い。熱くて痛くて切なくて、ちっぽけな夢のかけらを探している。だから可愛い。今作はクレイジーなくらい真摯な俳優・吉村界人も参戦。「塗り替えるのは僕らの世代」。やってみればいい。本気の悪戯掻きをしてみればいい。転んでも傷ついたっていいから、自分たちらしい映画作りへの志を手放さずに。キミたちの手で、キミたち自身さえも塗り替えつづける勇気を忘れるな。いけッ!!

筒井ともみ(脚本家)

 

俳優・吉村界人が素晴らしい。彼は個の詰まった俳優でありながら、真っさらな容れ物のようで、中村監督の分身でもある。キャスト・スタッフの「今」が持つ瑞々しさを見せつけられたようでした。

植本一子(写真家)

 

吉村界人君の面構えにどんどん引き込まれました。いい面した男の子が大好きです

どついたるねん うーちゃん(ミュージシャン)

 

ラモーンズみたいな映画でした!

どついたるねん ワトソン(ミュージシャン)

 

若者独特の情熱や葛藤を今はもう忘れていることに気付かされた…と思ったらこんな時代過ごしてなかった!

山本浩司(俳優)

 

太陽は遠い。手を伸ばしても届かないほどに。ましてや掴める訳はないのだが、うごめく人物たちの群像は「太陽を掴め」という言葉のなかに "楽観" の色が混ざることを許さない。どうにもならないことが、どうにもならないと認められないことは、何故こんなに悲しいのだろうか。この映画を作り上げたPUNKSたちの姿から目が離せない。

小林達夫(映画監督/『合葬』)

 

薄暗く、狭い地下のライブハウスで「社会」や「権力」を批判してみたところで、本当の敵は自身の無力さでしかないという屈辱と無知。それを皮肉なのかガチなのか分からないけど、中村祐太郎監督はガチで描くんだと思います。自分だったら皮肉としてしか描けない気がして、その真っ直ぐさに妬けてきました。

中川龍太郎(映画監督/『走れ、絶望に追いつかれない速さで』)




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