浪人生に必要な睡眠時間
すでに毎日受験勉強に励んでいる浪人生諸君は、1日にどれくらい寝てる?浪人生にとって、「どれくらいの時間を睡眠時間として確保すればいいのだろうか」と日々考えながらスケジュールを組んでいる人もいるかもね。
そんな浪人生と睡眠時間について考えてみるよ。
浪人生に必要な睡眠時間は5〜7時間
多くの浪人生にとって必要な睡眠時間は6時間前後かな。最低でも5時間は寝た方がいい。欲を言えば1日に7時間は睡眠のために割きたいところ。
これを多いと考えるか少ないと考えるかは人それぞれだけど、実際に浪人生の大半が6時間前後の睡眠をとってるみたいだよ。僕もそのくらいは寝てたかな。1浪時はもうちょっと寝てたかもしれないけど…。
よほどのショートスリーパーで寝なくても全然問題ないっていう人以外は、5〜7時間の睡眠時間を前提に勉強のスケジュールを立てみよう。
つまり、睡眠時間を差し引いて余った時間を勉強に充てるという考え方をしようということ。
浪人生は焦るがあまり勉強時間を中心にスケジュールを構成して、残りの時間を睡眠のために使おうと考えがち。意識としては良いけど、その逆の方が実は効率がよかったりするんだよね。
その理由は、この後説明していくよ。
ちなみに、30分程度の昼寝を勉強の合間に挟むのも効果的。午後の勉強もはかどるから、夜の睡眠とは別に昼寝の時間も確保してみよう。
睡眠時間を削ってまで勉強するのはやめた方がいい
絶対にやってはいけないのは、睡眠時間を無理に削ってしまうこと。浪人生の焦りは理解できる。
1分でも1秒でも勉強に費やさないと不安でしょうがないという気持ちもわかるけど、だからといって睡眠時間を削るのは得策ではないかな。
睡眠ってものすごく重要で、覚えたことを脳に定着させたりストレスを軽減させたり起きている時の集中力をアップさせるのに欠かせないものなんだよね。
それを削るということは、“形だけの勉強”になってしまうかもしれないということ。受験生にとって、これはとても危険。
睡眠は時間を無駄にしているわけではなく、むしろ勉強の効率を上げるためのものだと理解しておこう。
睡眠を削ってまで勉強するのは逆に非効率的だと自分に言い聞かせて、夜は寝ることに集中することをお勧めするよ。
どうしても眠れない時にするといいこと
受験生にとって睡眠は大事だということを理解しても、どうしても眠れない夜もあるよね。寝よう寝ようと意識すればするほど眠れないのが人間というもの。
そんな時に意識したい行動をいくつかピックアップ!参考にしつつ良質な眠りを目指してみよう。
寝る前のスマホやゲームは控える
寝る前に強い光を見ると脳が刺激されて眠りにくくなるから要注意。特にスマホやパソコン、テレビの類は寝る直前は見ない方がいいね。ゲームも控えよう。
これらは強い光を浴びるだけではなく、頭で色々と考えてしまうことも問題の一つ。多くの情報を仕入れ過ぎて思考を巡らせることで脳が興奮状態になって眠れなくなる、なんてことは珍しくないよ。
不要な情報はできるだけ遮断するのも、眠りに入りやすくするコツ。
毎日寝る時間を決めたら、その1時間前にはテレビやパソコンを消して、スマホも手に取らない習慣をつけておきたいね。
もし今、夜眠れなくて困ってる現状があるなら、寝る前についついスマホをいじっていないか、ゲームをしていないかなどをチェックしてみよう。眠れないのはそれらが原因かもしれないよ。
体を動かす
適度に疲労した方が、眠りにつきやすくなるよ。ということで、寝る前に少し運動してみよう!
勉強は頭は使うけど体はほとんど使ってないよね。体も適度に疲れておくと、脳が「休みたい」と強く思えるようになるから、体を動かして多少疲労感を覚えた方が寝付きやすくなるはず。
・ちょっと散歩してみる
・ストレッチしてみる
・軽いヨガなどで体を温めてみる
眠れない時にするのもいいけど、寝る前にこうしたことを習慣化しておくのがベストかな。そうすれば自然と体も程よく疲労して気持ちよく眠れるようになるよ。
習慣化できれば、脳が「体を動かしてるってことは、これから眠るんだな」とも思ってくれるしね。この効果は意外と大きいから覚えておこう。
リフレッシュにもなるでしょ?ストレスは睡眠を妨げるからね。体を動かしてリフレッシュすることで、より質の高い睡眠が取れるようになるはず。
意外と効果あるから、運動不足の人はその解消も兼ねて試してみよう。
ただ、運動のしすぎは禁物だよ。体を動かしすぎると逆に興奮して眠れなくなるから要注意!あくまでも軽く体を温める意識で行うこと。
体温が徐々に下がるとともに眠気も湧いてくるはず。それを利用してぐっすりと眠れれば最高だね。