浪人が決定してしまった…
受験に失敗すると、この世の終わりかっていうくらい落ち込む人もいるはず。「こんなはずじゃなかった」とやり場のない気持ちになることもあるよね。
慰めになるかはわからないけど、医学部を希望している人は浪人して当たり前って思っておいてもいいかも。僕も3浪して医学部に入ったけど、周りには同じかそれ以上浪人して入ってきた人も結構いるもんだよ。
目指すべき場所や将来の夢が変わらないなら、すぐに前を向いた方がいい。やるべきことをやらないと医学部に入ることはできないからね。
他の人より1年2年スタートが遅れてしまったとしても、長い人生で見ればこの数年なんて誤差のようなもの。大事なのは社会に出てから!僕もそう思って必死で勉強してる途中だよ。
もし浪人が決定してしまっても、前向きに考えてみよう!新たな一歩を踏み出すことを考えた方が断然有益であることは、医学部を目指すくらいの人であればわかるよね。
浪人が決定したらすぐにやるべきこと
浪人が決定しても、落ち込んでる暇はないよ。すぐにやるべきことをやって、新たな一歩を踏み出す!これに集中すべき。
じゃあ何をやればいいの?ということだけど、再度受験勉強を始める前に、まずは以下のことを考えてみよう。
なぜ落ちてしまったか自己分析を行う
結果には原因がつきもの。受験に失敗してしまったのであれば、それにも必ず原因があるはず。
周囲が優秀だったことも考えられるけど、大抵のことは自分に原因があると考えないと、同じ轍を踏むことになってしまうから気をつけよう。
徹底して自己分析してみるといいよ。なぜ落ちてしまったのか、何がいけなかったのか、感情的にならずに冷静に自己分析し原因を突き止めてみるべきだね。
- 無駄な時間を過ごしていなかったか
- 通った予備校は正しかったか
- 勉強方法は効率がいいものだったか
- 集中して勉強できる環境を整えていたか
- オーバーワークになりすぎて余裕がなくなっていなかったか
- やるべきこととやらなくてもいいことの分別ができていたか
- 体調管理はしっかりとできていたか
自己分析をしてみると、意外と細かなことに気づくことがあるよ。受験勉強って時間だけを費やせばいいわけではないからね。
時にはリフレッシュも必要だけど、メリハリがつけられなかったせいでオーバーワーク気味になって落ちてしまうことだってあるから。
もう一度自分自身と環境を見つめ直してみよう。同じ失敗を繰り返さないためにも、この作業は必須だよ。
志望校の見直しを行う
自己分析をした上で、「果たして志望校の選択は正しかったか」も考える必要があるかも。自分の実力以上の医学部を目標にしていた場合、それは落ちてしまっても当然だからね。
もし目標が高すぎたのであれば、志望校の見直しも検討してみるべきだよ。
国立を目指していたけど、今回の結果を受けて難しそうなら私立一本に絞るとか。偏差値を少し下げて志望校を練り直すとか、そのような動きも必要になってくるかな。
志望校の変更は厳しい決断になることもあるけど、医学部を目指すなら思い切ってもう一度考え直してみよう。
上記のことが決まったらすぐに勉強を始める
自己分析をして、志望校の決定や見直しをしたら、即勉強を始めよう!
勉強のスタートは早ければ早い方がいいよ。医学部を狙うなら時間がいくらあっても足りないくらいだからね。予備校もすぐに決めて勉強を再開した方がいい
余計なものから離れる環境づくりも重要かな。例えばだけど、受験が終わるまではスマホを解約してしまってもいいかも。近くにあると余計な情報が入ってきたり、ついついいじって気が散っちゃうからね。
そのくらいの覚悟がないとまた受験に失敗してしまう可能性があることは頭に入れておこう。多浪を避けたいなら、そのくらいの大胆な行動も必要になってくるよ。
浪人して志望校に通るのは全体の約10%
大学を受験する人のうち、浪人生は20%以下。その浪人生が第一志望の大学に合格する割合は10%ほどらしい。たったの1割しか志望校に通らないと考えれば、なかなかシビアだよね。
浪人生は勉強に多くの時間を費やすことができるけど、それでもこの確率だということは頭に入れておこう。医学部ならなおさら厳しい現状が待っているよ。
1年間目一杯勉強したからといって、合格できる保証なんてないんだよね。
医学部に入学したい理由は人それぞれだろうけど、例えば2浪や3浪といったいわゆる多浪生の状態になってしまったら、歯薬系の学部を検討するのも一つの案かも。
あくまでも提案だけど、薬学部や歯学部であれば多少はハードルが下がるから、そうした道も現状と照らし合わせた上で検討してみよう。
そもそもなぜ浪人してしまうのか:医学部を目指す受験生の多くが浪人してしまう原因【まとめ】